石川和男先生のご著書「残業ゼロのノート術」には、「そろそろ、本気で働き方を変えませんか?」とあります。
石川先生の残業ゼロのノート術がどのような内容の本なのか、どのような悩みを抱えている方にオススメしたい本なのかを紹介します。
「残業ゼロのノート術」とはどんな本?
この本は、「残業を1冊のノートでゼロにする」ための本です。
著者は著書の中でこう述べています。
あなたがもしも平均して毎日2時間残業しているなら、年間20日間を残業についやしていることになります。
逆に言えば、残業をゼロにするだけで、あなたは年間20日分の自由な時間を手にすることができる…ということなのです。
以前の著者は長時間の残業をしていたそうです。
しかし、今では建設会社総務部長をはじめ、大学・専門学校講師、時間管理コンサルタント、セミナー講師、税理士、年1冊のペースでビジネス書を出版する著者と、6足のわらじを履くようになったと言います。
6つの仕事をして、プライベートを充実させるには、残業なんてしている「ヒマ」はない。
本書では、「残業をしないためのノート術」や「効率よく仕事をするための時間の使い方」について詳しくまとめられています。
全5章からなり、総ページ数は189ページです。版元はきずな出版です。 各章の内容は、「あなたを悩まず残業の原因」、「残業をなくす「やることノート」」、「残業をゼロにする時間の使い方」、「自分もチームも残業させない仕事術」、「仕事を加速させる目標の威力」です。
「残業はゼロにできる!」
残業をゼロにするためには、ノートを書くことが有効だと著者はいいます。
残業をゼロをするために著者が使っているのは「やることノート」。
「やることをノートにすべて書き出し、終わった順に、赤ペンで丸をつける」
突き詰めていえばたったこれだけのことで残業は減らせるのだそうです。
まずはノートを一冊準備し、一日にやることを15分以内に終わらせられるように細かく細分化して記入します。
1.決算書(1)前年のコピーをとる
2.決算書(2)現金をチェックする
3.決算書(3)預金をチェックする
このように書き出し、終わったら赤ペンで丸をつける。 終わらなかったら青ペンで丸をつける。
このようにしてノートを活用していくことで仕事を効率的に進めることができるようになると言います。
残業を減らしたいのに効率よく仕事を進める方法が分からない時、 時間を有効に使えるようになりたい時に最適な一冊です。
著者情報
石川和男

建設会社総務経理担当部長・大学講師・時間管理コンサルタント・セミナー講師・税理士と5つの仕事をもつスーパーサラリーマン。1968年北海道生まれ。
その他の著書
「G-PDCA勉強術 必ず目標達成できる方法 (アスカビジネス)」、「30代で人生を逆転させる1日30分勉強法
」他、多数
※ご本人より掲載の許可をいただいて掲載しています。
どのような人にオススメ?
・残業をなくしたい人
・効率よく仕事を進める方法を知りたい人
・仕事だけでなく夢を叶えるためにも時間を使えるようになりたい人
このような方にオススメの一冊となっています。